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ポジティブ心理学が1冊でわかる本 イローナ・ボニウェル 著 成瀬まゆみ 監訳







「他者に貢献することは自己の幸せにつながる」
実験で「自由にお金を使っていい」と一定の金額を渡された学生たち。自分の喜びのために使った学生たちより、他者を喜ばすことにお金を使った学生たちの幸福度が上がった。




感情を上手に管理するのに役立つこと

・エネルギーの消費(運動など)
・認知努力(自分自身に励ましの言葉をかけるなど)
・積極的な感情管理(リラクゼーションや音楽など)
・人との交流
・気晴らし(趣味、買い物、用事など)

感情を上手に管理するのに役立たないこと
・ストレスや緊張を直接的に減少させる(薬物やアルコールなど)
・悪い気分を引き起こした人やものを避ける
・受け身的な手段(テレビ、コーヒー、食べ物、睡眠など)
・独りで時間を過ごすこと[サロベイ他2002年]









悲観的な説明に反論するときには…

あなたが信じていることの根拠は何か、自分自身に問いかけてみてください。
失敗に対する別の説明を探して見ましょう。もし楽観的な説明ができなかったとしても、その困難な状況が何を意味するのか、考えてみてください。
それは本当に破滅的な事態でしょうか。どの説明が有効であるかを判断出来ない場合は、どの説明なら、あなたの気分を良い方に変えてくれるかを考えましょう。














悲観主義者の中には、楽観的になる方法を学んだり、ポジティブになろうとしても、それがあまり有益とならない人がいることも明らかになりました。
その性格は「防衛的悲観主義」と呼ばれます。
防衛的悲観主義は認知的な戦略の1つで、結果に期待を持たないというものです。それはたとえ過去に似たような状況で、良い結果が出ていたとしても変わりません。防衛的悲観主義者は、物事が悪い結果になるという予測を対処メカニズムとして利用します。 
彼らは悪い事態を予測して、期待を低く持った時のほうが、より良い結果を出せるのです。
このタイプの人は楽観的になろうとしたほうが、悪い結果を出してしまいます。時間が経つにつれて、防衛的悲観主義者は、同程度の不安を感じていながらも防衛的悲観主義を利用しない人に比べ、自己評価が高くなり、幸せを感じ、学業でよい成績を出し、個人の目標に近づくことができます。[ノーレム&チャン2002年]















リュック・スナイダーは「希望とはゴールを概念化し、障害があってもゴールへ向かう道のりを見つけ、そのモチベーションを保つ能力」だと述べています。

簡単に言うと私たちは
1.自分の欲するものがわかり、
2.そこへたどり着くための様々な方法を考えつき、
3.実際に行動を起こし、歩み続ける、
その時に希望を抱くのです。










希望を生むにはまず、ゴールを設定しましょう。ゴールを達成する方法をいくつか考え、最も良いものを選びます。ゴールをもっと細分化しましょう。ゴールを追うように自分を動機づけ、困難に遭遇したら、それは乗り越えるべき試練なのだととらえてください。