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あなたが自律神経失調症やうつ病になったのには、とても大きな理由があります…。

それは、「あなたの体が正常に動いているから」です。

正常に動いているのに何故病気になるのでしょうか。
人の体は、休まなければならない時に「病気」という形でそれを知らせるようになっているからです。



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実は食道の入り口と出口は働く神経がまったく違います。食道の入り口は、あなたの意識で動かせます。しかし、食道の出口はあなたの意識では動かせない自律神経が動かしているのです。
あなたが飲み込もうとした時に、食道の入り口はノドと一緒に食べ物を飲み込もうとしてくれます。
しかし、自律神経が乱れていると、食道の出口はあなたが飲み込もうとする動作と一緒に動いてくれないのです。つまり、食道の入り口は食べ物を飲み込み、食道の出口は食べ物を飲み込まない状態となります。
ノドの飲み込みづらさと胸での飲み込みづらさが重なると、食べ物を水分で流し込みたくなります。しかし、これをすると胃液が薄まり消化不良になります。






甘いものを食べると、血糖値の上がり下がりが急激に変化することになります。実はこれだけでも体は疲れてしまうのです。体というものは、常に一定に保つように働いています。
また、疲れているのに甘いものを食べると血糖値が上がるので、元気が出たような気がしてしまいます。そのため、本当は休まなければならないほど疲れているのに、仕事などをさらに頑張ってしまいます。
これがあなたの心や体に追い討ちをかけてしまうのです。



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あなたの今のストレスは克服できる量ですか?
もし、克服できそうもない量のストレスがあるならば、ストレスから逃げるしかありません。一度ストレスを排除して体力を回復させることが重要になります。
簡単に言うと、自律神経失調症やうつ病の原因であるストレスをあなたの体力に合わせて適量にすれば、あなたも元気になれるのです。









自律神経失調症やうつ病の対策は初期と後期に分けられます。初期対策は
「第一に、きちんと病院に行って検査してもらうこと。」
「第二に、ストレスから離れ休養すること。」


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時間は余らない。だから休むスケジュールを最初に入れる

時間が余ったら休もうと思っていても、今の世の中、時間が余ることはないからです。ですから時間が余ったら休むのではなく、他の用事よりも先に「休み」をスケジュールに入れてしまうようにしましょう。
休養の優先順位が低いうちに、ちゃんと順位を守って「休み」をスケジュールに入れていきましょう。
忙しいからといって休養を後回しにしていると、「休み」の優先順位が上がってしまいます。










自律神経は想像か現実かの区別がつかない。否定形の言葉もわからない。主人公もわからない。


休養の時間には、仕事やしなければならないこと、嫌なこと、気になっていることなどを考えてはいけません。
なぜなら、自律神経は想像と現実の区別がつかないからです。

あなたが実際に仕事をしている時の自律神経の反応と、仕事のことを想像している時の自律神経の反応は、ほとんど同じということになるのです。
もしあなたが、休養の時間に仕事のことを考えたら、動く神経が働いてしまい、血管が細くなり、胃腸の活動が遅くなり、心臓の鼓動が早くなり、血圧も上がるという、働いているときとまったく同じ反応を自律神経がしてしまうのです。これでは休んで疲れを取るどころか、余計に疲れてしまいます。




自律神経には否定形の言葉が通じないのは、考えないようにしようとすると考えてしまうのが人間だからです。

そのため、休養の時間は、仕事の事や嫌なことを思い出さないように考えるのではなく、楽しいことやうれしいことを考えてあげればいいのです。通常、これが趣味といわれるものになります。







例えばAさんがあなたの目の前でBさんに怒られているとします。この時、あなたも嫌な気がすると思います。それはなぜでしょう?それは自律神経は主人公がわからないからです。

つまり、あなたの頭の中では、怒られているのはAさんだとわかっているのですが、あなたの自律神経は、あなたが怒られていると思ってしまうのです。




自律神経は想像と現実の区別がつきません。つまり、あなたがリラックスした状態を十分に想像できていれば、あなたが仕事場にいる時も、休む神経が働いて十分にリラックスできるのです。





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自律神経は、あなたが意識しなくても動いてくれるのですが、逆にいうと、あなたの意思どおりには動いてくれません。胃も腸も、心臓も腎臓も、あなたが意識しないでも動いてくれる代わりに、あなたの思い通りには動いてくれません。

しかし、「呼吸」だけは別なのです。あなたが寝ていても呼吸しているように、普段、呼吸はあなたが意識しなくても自律神経がちゃんとコントロールしてくれています。しかし、呼吸は私たちが意識してコントロールすることもできるのです。

ゆっくりとした深い呼吸(腹式呼吸)をすることで、休む神経を働かせてリラックスできるのです。








自律神経失調症の方には、いくつかの共通点があります。そのひとつが「体に力が入る癖がある」ということです。あなたは今、肩に力が入っていませんか?
自律神経失調症の方の多くは、体に力が入っているため、体のゆがみを起こします。
これが動く神経をを過剰に働かせる原因になります。動く神経が過剰に働くと、さらに体に力が入るという悪循環になってしまいます。
このような方は出来るだけ体の力を抜くことを意識してみましょう。

といっても、通常は意識してもすぐに忘れてしまいます。
そこで、紙に「力を抜く」と書いて色々な所へ貼ってみてください。

なぜこういうことをするのかというと、人間は物事を習得するまで四つの段階を通るからです。

① 無意識的無能
② 意識的無能
③ 意識的有能
④ 無意識的有能


多くの自律神経失調症やうつ病の方は、体の力が抜けていないことに気がついていません。つまり①の無意識的無能なのです。
そのため、まずは力が抜けていない自分に気づかなければなりません。ですから貼り紙をするのです。貼り紙が目に入ったら体に力が入っているかを確認して、力が入っていれば力を抜けばいいのです。









自律神経失調症やうつ病の方の中には、エネルギー不足を感じるため、元気になろうとして無理に食べる方がいらっしゃいますが、逆にエネルギーを消耗して疲れてしまいます(胃腸を動かすにもエネルギーが使われます)。
胃腸が休めるということは、自律神経も休めるということです。
食べたくないときは食べない。このように、頭の欲求ではなく、体の欲求を優先させることが重要になります。昔から「腹八分目医者いらず」といって食べ過ぎは病気の元です。








「病気というものは…
あなたの必要な時に、
あなたの必要なだけ、
必要なタイミングで訪れるようになっています。」

こう考えると、自律神経失調症やうつ病もちょっと違った見方ができると思います。
同じことが起きても、考え方ひとつ、受け取り方ひとつで、そのことがストレスになったり、ならなかったりします。








きっとあなたは自分でも気づいていると思います。同じ行動をしたら同じ結果しか出ないということを。別の結果を得たいのなら、別の行動をしなければならないのです。
あとは勇気を出して行動をするだけです。









多くの方は、「治る=二度と自律神経失調症になることはない」ととらえてしまいます。

しかし、自律神経失調症に限らず、多くの病気は治ってもまたその病気になる場合があります。
治ったからといってすぐに無茶な生活に戻せば、また病気になってしまいます。うつ病や自律神経失調症も環境でなってしまうのです。

現代人はうつ病や自律神経失調症になってもおかしくない環境におかれています。
ですから、自律神経失調症やうつ病を治すには、いかにあなた自身があなたの環境を整えていくかが重要になるのです。