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誰かと話そうとするときには、もちろん話す内容も必要ですが、それ以上に「この人と話しをしたい」という気持ちが大切。

自分が本当にその人と話したいという気持ちでいるのかどうかはっきりしないままに、「何だかわからないけれど、話さなくてはならない」というとらわれの中にいると、話しが続かず、本当に話したい事がわからなくなっていきます。


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プラスの感情が善で、マイナスの感情が悪だという思い込みがあるかもしれませんし、マイナス。感情は相手を傷つけたり、関係を壊すとか思っているかもしれません。

人間は、プラスの感情も、マイナスの感情も、両方とも持っているのが自然なことですから、どちらがよくてどちらが悪いと決められるものではありません。
イヤなことイヤと言うのも、とても大切なことです。



マイナスの気持ちはなるべく感じたくないと思うのも普通ですが、そういう気持ちをまったく感じない訳にはいかないと言うのもごく自然体こと。無理に感じないようにするのではなく、受け取り、相応に表現しましょう。




大切なのは、意見の違いを自分の中で確認すること。次に、それを今言った方がいいのか、言わない方がいいのかの状況判断をすること。




人と違っていることはそんなにいけないことでしょうか。普通であることがいいことなのでしょうか。何が変わり者で何が普通なのでしょうか。
その場に応じて他人の基準に合わせてばかりいたら、自分の好きなことが何もできなくなってしまうし、そのうち、自分は何が好きで何が嫌いかもわからなくなってしまうでしょう。ついには、自分が誰か、どのような人間なのかが分からなくなってしまいます。




非主張的な人は、「私さえガマンすれば丸く収まる」と考えるようですが、ただ黙ってガマンしていると、「本当はイヤだけれどもガマンしているのだ」ということが相手に伝わりません。

どんなに親しい間柄でも、話さなければわからないことのほうが多いくらいです。溜め込まず、不満はその都度、外に出していった方がいいのです。



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「常に自分の思い通りになるとは限らない」ということをわかりながら生きていくことと、他人の言うことに黙って従うことは全然違います。


人にはそれぞれ「私は…したい」という思いがあるけれども、常にそれを実現できるとは限らず、どこかで妥協しなければならない場合があります。けれども、黙っているよりは、思いを口に出して伝えてみましょう。自分の気持ちを大切にすることと同様に、相手の気持ちも大切にしましょう。





自分の気持ちも大切にするけれども、相手の気持ちも大切にするために、自分の気持ちをつたえるときには、「私」を主語にした「私メッセージ」で話しましょう。そうすれば、言い争いはぐっと減るでしょう。

何かのトラブルが起きた時に、人がどのように感じるのかは、その人によって様々です。だから感じたままを説明しなければ、相手に理解してもらえないでしょう。あなたの感じたままを「私メッセージ」で伝えることはとても大切です。




曖昧な言葉を使うことによって、「本当の事情や、私の気持ちは、あなたの方で推測してほしい」と相手に委ねてしまっているのです。これは、自分で責任を取らない、「他力本願」な生き方ではないでしょうか。

これでは、本当の意味での親密な関係はできないだろうと思われます。


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話し上手になるにはテクニックは必要ありません。自分のありのままの気持ちをつかみ、それを大切にしながら、「わかってもらいたい」と思う人に、心を込めて伝えることが大切です。


他人との違いをよくわかることが、恐れをなくしていくことに繋がるのです。